ミニマリストに憧れて

暮らし

こんにちは、白野です。

旅先のホテルで、チェックイン直後の部屋へ入る瞬間が好きです。
無駄な物のないスッキリした空間。理想です。
こんな部屋に住めたらなと思いながら荷物を広げます。

6年ほど前、ミニマリストに憧れを持ち
頑張って物を減らしていた時期がありました。

ミニマリズムにチャレンジ

だいぶ色々捨てました。
ボールペンや学校のプリント。調理器具や食器。
服や靴、アクセサリー、本。
物が減って引き出しが空いたので、家具や収納ボックスも。

どんどん不要品は手放していきました。
壊れた物、1年使っていない物、複数ある必要のない物。
捨てて爽快。劇的に変わっていく生活空間を見るのは楽しかったです。


日用品などのストックも最小限。

すっきりした空間は快適でした。

しかし、いつしか挫折してしまいました。
ある日突然ではなく徐々に、
元のなんとなくゴチャッとした生活に戻ってしまいました。

なぜだろう?

ミニマリストの道、挫折の理由

1、収集癖
元々、気に入った物をコレクションするのが好きです。
文房具や小さな雑貨など。気づくと徐々に増えています。
お気に入りはすてづらい。

2、精神的余裕のない生活
これが1番の理由だと思います。
部屋の乱れは心の乱れ。これ、ホントですね。
挫折しだした頃を思い出してみると、心に余裕がなくなっていた時期です。
夫が単身赴任で完全ワンオペ家事・育児。
仕事はほぼフルタイム。
学校、地域、習い事の役員の掛け持ち。
習い事では、日頃の練習の送迎はもちろん、休日は遠征の付き添い。
自分の時間はなかったですね。
ストレス発散に物を買っていたところもありました。

3、時間的余裕のない生活
上記のような生活でしたので、家事も日々のルーティーンで精一杯。
物の要・不要の吟味まではできませんでした。
後で時間ができたら手放そうと思う物が堆積していきました。

4、うっかり必要な物も捨てた
まだ必要な情報が書いてある学校のプリントとかやらかしていました。
時間の余裕がないので吟味が不十分。
後で必要になるかも、とりあえずとっておこう。
失敗からくる不安も原因でした。

5、思い出の物に対する執着心が捨てきれなかった
子どもからのお手紙やプレゼントなど。
沢山捨てていた時期でも捨てられませんでした。
長く生きる程、こういう物は増えていきますね。
しかし、思い出の物に関しては保管しておいてよかったかも。
今でもごくたまに見つけた時は、ほっこりした気持ちになれます。
捨ててしまっていたら、ほとんど忘れていたかもしれませんが
後悔もしていたかも。

日々生活していると、どんどん増えていく物

なんだかんだで増えていく物。
買った時、家へ持ち込んだ時は必要だと思ったのに。
いつしか邪魔に思ってしまっていたり。
捨てたくても思い入れがあって捨てることに躊躇したり。
今はそういう物も家の中に色々あります。

家族や私自身の環境も、その時とは大分変化しました。
挫折した当時より、時間にも心にも余裕ができた今。
もう一度すっきりした空間での生活を良いかもしれない。

今度は、ゆる〜くミニマリズムを実践して行こうと思います。
自分にとって心地よい感覚を基準に、再びチャレンジしてみます。

では、また。

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